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令和5年2月度 リハ勉強会

2月は、12月勉強会「食事」の続きです。

 

資料を用いた読み合わせと実際の利用者様に照らし合わせた意見交換を行いました。

 

内容としては、
・口唇の開閉は可能か
・知的水準の低下はないか
・半固形物や飲水、氷片によるむせの有無確認
・口腔内の食塊残存確認
でした。

 

ここでは、知的水準の低下について簡単に説明します。

 

身体機能に問題がないのに、食事がうまく摂れない。その原因を「認知症」としたときに、代表的な兆候として
 ①食事の拒否
 ②自分から食べようとしない
 ③食事中に食物が口の中に残った     
  ままになる
の3パターンが挙げられます。

 

食事への理解が得られにくい事や環境が落ち着かない事が多く見受けられます。

対応としては、体調の確認や環境(テーブルの高さ、食べやすい位置・姿勢、食べる時間)
※食べる時間とは、これまで13時に食べていればその時間に合わせる。
また、怒らない。無理に食べさせず、1食位抜いても構わないという姿勢も大事な様です。

 

また勉強会を通して、口腔内に食塊の残存がないかにも留意して、誤嚥の防止に努めて行くことも大事だという気づきが得られ有意義でした。

 

 

<報告:理学療法士M・T>

2023年2月16日