日野市の訪問看護ステーション レインボーリーフ ただいま求人中です

令和4年12月度 リハ勉強会

今月の勉強会は引き続き、「訪問看護アセスメント・ハンドブック(中央法規出版)」を使用しての、フィジカルアセスメントについての勉強会の続きを実施しました。

 

前回までで“1.生命を維持するしくみ(呼吸・水分・代謝・循環のアセスメント)”の項目が終わり、今回から“2.生活をするためのしくみ”の項目に入りました。

今回は“「食事がしたい」のアセスメント”の途中までの内容となりました。

 

リハビリテーション専門職が食事や嚥下機能の評価をする場合、一般的には言語聴覚士(ST;Speech-Language-Hearing Therapist)が主に業務に当たることとなります。

令和4年12月現在、当ステーションには3名の言語聴覚士が在籍しており、利用者様に食事や嚥下機能の評価が必要であると思われた場合、主治医の先生や担当ケアマネージャー様に許可をいただいた上で言語聴覚士が同行訪問などをして評価をする体制が整っています。

 

しかし、必ずしも言語聴覚士が同行しての評価が可能なケースばかりではなく、状況によってはリハ職の場合は理学療法士や作業療法士が食事や嚥下機能の評価をしなければならないこともあります。

本項目はそのような事態を想定し、どのように対応すれば良いか、といった観点からも有意義なものであったと思います。

 

特に「反復唾液嚥下テスト(RSST;Repetitive Saliva Swallowing Test)」の実施方法や、(次回以降の内容と重なりますが)誤嚥しやすい食形態としてどのようなものがあるのか、といった内容を言語聴覚士の職員から発信できたことはとても良かったと思います。

 

引き続き、“生活をするためのしくみ”について学びを深めてまいります。

 

 

<報告:理学療法士K・E>

2022年12月26日