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令和4年6月度 リハ勉強会

今月の勉強会は、昨年度から続けている、「訪問看護アセスメント・ハンドブック(中央法規出版)」を使用しての、フィジカルアセスメントについての勉強会の続きを実施しました。

 

弊社からリハビリテーション専門職が主に訪問する利用者様は、相対的に医師や看護師の目が届きづらいことが多くなるため、医師や看護師以外の職種によるアセスメントが欠かせません。

そのような利用者様の安全をできる限り確保するためにも、リハ課内でのフィジカルアセスメントの勉強会を継続しております。

 

今回の内容は、“代謝”から“循環”にかけての内容でした。

上記書籍の“代謝”の章では、主に栄養状態と食事・排泄についてアセスメントを行う内容となっていました。

 

“代謝”においては、急激に体重が増えていないかまたは減っていないか、食事量が変化していないか、便性に変化がないか、皮膚の状態に変化がないか、浮腫が見られていないか、などがアセスメントの項目として挙げられていました。

弊社においても、リハビリテーション専門職が訪問した際にも、バイタルサインの測定だけでなく、体重測定や、食事内容や便性の聴取を行い、リハビリテーションを実施しても問題ないか確認してから介入しています。

 

“循環”の章では主に心機能や心不全の状態に問題がないかをアセスメントする内容でした。

心機能や心不全は生命維持に直結する内容であるため、正確な理解を欠かすことができません。

今回の勉強会ではまだ最初の内容に入ったばかりであるため、次回以降、深く学んでいきたいと思います。

 

今後も、利用者様の安全のために、リハ課内での勉強会を続けてまいります。

 

 

<報告:理学療法士K>

2022年6月16日