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令和4年7月度 リハ勉強会

今回も、フィジカルアセスメント「循環」の勉強会を実施しました。

 

7月は、先月から行っている「循環」に関するアセスメントの続きとなります。循環の中でも、「呼吸困難・呼吸循環障害」についての内容となります。

 

私は理学療法士として、限られた訪問時間の中で、バイタルサイン(検温、酸素飽和度、血圧)、利用者様の表情や顔色、冷感や浮腫等を確認し、動作・機能訓練や日常生活動作訓練を行い、安心して生活が続けられるように努めています。

 

しかし、訪問後の生活状態や様子、お体の状態については、見えない・わからないことが多い為、訪問の中は「いつもと違う」ということにアンテナを張る必要が常にあります。

その中で判断していくのですが、これがまた非常に難しいと実感しています。

 

今回の勉強会で、気になった内容は

①72時間以内に呼吸困難の訴え、または増強がないか

②体温は、38.5℃以下か?または通常より+1.5℃以内か
という点です。

 

訪問時に、直近の様子はお聴きしますが、かなり抽象的です。

72時間以内(急か徐々にか)と聴くことで、利用者様も直近の具合が想起しやすいのではないかと思いました。

 

また、通常の体温より1.5℃以上高い場合は、肺炎や感染症があると疑いを持ち対応に当たっていきたいと思います。

 

まだまだ暑い日が続きますが、熱中症に対する啓発も継続して行っていきたいですね。

 

 

<報告:理学療法士M・T>

2022年7月21日