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令和4年9月度 リハ勉強会

今月も先月に引き続き「循環」のフィジカルアセスメントについて勉強会を実施しました。

 

今月の内容は肺音から循環器障害の重症度を判断する、浮腫について、循環器障害の疑いがあるか無いかを確認する5項目についての内容でした。

 

循環器障害を疑う5項目の状態として夜間の尿量増加があるか無いかといった項目がありました。その他4つの項目(活気はあるか、湿性の咳は無いか、血圧110~150mmHg以内か、脈拍50~80回/分)は分かりましたが、夜間の尿量と心臓の関係性が理解できませんでした。調べたところ心不全患者は腎血流量が低下し尿が作られなくなりますが、夜間は心臓の負担が軽減し交感神経の緊張が緩むことで腎血流量が増加する為、その結果尿量が増加すると考えられているようです。

 

このように項目だけ暗記するのではなく、何故そうなるのか生理学的に考えるとより理解が深まる為、今後も探求心を持ちながら様々なことに取り組んでいければと思いました。

 

<報告:理学療法士M・M>

2022年9月22日